GRD2
最近、遺影作成専門の写真事務所にて、遺影の配達という怪しいアルバイトを始めた。
限りなく怪しい仕事だけど、少し写真業界にコミットできたので良しとする。それに、楽だし。
配達先は葬儀屋の事務所や葬儀会場となる会館や遺族のお宅になる。
葬儀会場に配達に行くと、仏さんが棺おけの中で横たわってることもしばしば。
仕事の流れとしては、
葬儀屋から仕事依頼を受け遺影の原本となる写真を取りに行って、
注文通りにパソコンで編集して遺影を作成。
出来上がった遺影を額に入れ、リボンをつけて梱包し、配達するっていう。
人がいつ亡くなるか分からないから、いつも突然仕事が入ってくる。
つまり、「葬儀屋さんから仕事依頼がくる=いまさっき、どこかで誰かが亡くなった」ってこと。
毎回出来上がった遺影を見ながらこう思う。
「この人、さっきまで生きててんなー。」って。
なんか不思議な感じ。
そんなこんなで写真の役割をまた一つ知る。
まだバイトを始めて間もないけど
分かったことがいくつかある。
一つ、世の中には色んな仕事がある
一つ、葬儀屋ってなんか胡散臭い人が多い(職業差別じゃないです)
一つ、毎日毎日人は亡くなっている
とりあえずしばらく頑張ります。